徳之島の製糖スタート 前期比2万6千㌧減の16万㌧台か 南西糖業

製糖シーズンが始まり工場に搬入されたサトウキビ=20日、徳之島町徳和瀬

製糖シーズンが始まり工場に搬入されたサトウキビ=20日、徳之島町徳和瀬

 【徳之島総局】徳之島の南西糖業㈱の2018―19年期製糖が20日始まった。初日は伊仙、徳和瀬両工場に合計1064・998トンの原料サトウキビが搬入された。製糖開始は前期と同日で、4期連続の年内操業。搬入量は前期を約2万6千トン下回る16万3544トンを見込む。

 今期の町別原料搬入見込み量は▽徳之島町5万6385トン▽天城町6万659トン▽伊仙町4万6500トン。工場別は伊仙工場8万6167トン、徳和瀬工場7万7377トン。収穫面積は前期実績比113ヘクタール減の3359ヘクタール、10アール当たり収量(単収)は同0・601トン減の4・929トンを見込んでいる。

 20日は伊仙工場で530・601トン、徳和瀬工場で534・397トンを受け入れた。平均甘しゃ糖度は伊仙工場が前期の搬入初日比で0・33度高い11・67度(最高14・3度、最低9・0度)、徳和瀬工場は0・51度高い11・37度(最高13・6度、最低9・6度)だった。

 原料搬入日数は4月2日までの延べ79日間を計画。年内は26日まで原料を受け入れ、年明けは9日から操業を再開する。2月6~10日、3月6~12日の計12日間、春植え推進期間を設ける予定。製糖状況に応じて期間は調整する。

 今期のキビは9月末に襲来した台風24号による葉部裂傷や潮風害の影響で登熟が遅れたものの、12月15日調査の平均ブリックスは18・4度と回復傾向にある。同社原料統括部は「葉が回復して茎長の生育も進んでいるため、今後は糖度上昇や収量増が見込める」としている。