徳之島町と瀬戸内町で2人 本土では県職員も感染 新型コロナ

 【鹿児島総局】県は2日、県内で新たに5人の新型コロナウイルス感染者を確認したと発表した。うち2人は徳之島町の30代男性と瀬戸内町の20代女性。瀬戸内町の女性は11月30日に感染が確認された同町在住の男性の接触者としてPCR検査を受けたが、県は「男性との直接的な接触は確認されていない」としている。

 

 県によると、徳之島町の男性は11月30日に37・0度の微熱や関節痛、喉の痛みの症状が出たため、今月1日に医療機関でTRC検査を受け、同日陽性が判明した。島内の医療機関に入院中で、現在も関節痛と喉の痛みが続いている。

 

 男性は感染者との接触歴は確認されていないが、11月28日以前に東京から来県した知人と接触。県が把握している濃厚接触者は同居の親族5人で、2日にTRC検査を実施した。3日にも結果が判明する。感染経路などは調査中。

 

 瀬戸内町の女性は2日にPCR検査を受けて陽性が判明。濃厚接触者や症状などは不明で、県は行動歴や接触者などを含めて詳しく調べている。

 

 県は1日に感染が判明した奄美市の50代男性と瀬戸内町の40代男性についても行動履歴などを公表した。奄美市の男性の濃厚接触者は知人と職場関係者の計3人、瀬戸内町の男性の濃厚接触者は知人5人。いずれも2日にPCR検査を受け、3日にも結果が判明する。

 

 県内では2日、霧島市、日置市、姶良市でも20代から80代までの女性計3人の感染が確認された。

 

 このうち、姶良市の30代女性は鹿児島市の県庁舎に勤務する県職員で、11月28日に感染が確認された姶良市の男性の親族。同日に受けたPCR検査で陰性と診断され自宅待機を続けていたが、30日に喉の違和感、今月1日に発熱の症状が出たため2日に再度、検査を受けて陽性が判明した。現在も自宅待機中という。

 

 県によると、女性の勤務先は11月28日に消毒作業を実施しており、発熱などの異常を訴えている職員はいないという。

 

 県内の感染者総数は2日現在、637人。1日現在、重症者1人を含む19人が医療機関に入院し、16人が宿泊療養中、1人が自宅待機中となっている。