最優秀賞は「夢おりの郷」  紬グランプリ

 

真剣な表情で作品を見つめる審査員=10日、奄美市名瀬

真剣な表情で作品を見つめる審査員=10日、奄美市名瀬

 2021本場奄美大島紬グランプリと、第32回本場奄美大島紬原図展・製品化コンテスト「翔(★はばた)けあまみ」、紬従事者の技を競う第24回地球印協議会の審査が10日、奄美市名瀬の市産業支援センターであった。紬グランプリでは、龍郷町大勝の「夢おりの郷(★さと)」が最優秀作品賞に当たる鹿児島県知事賞に選ばれた。各作品は13、14の両日、一般公開される。

 

 紬グランプリは▽9マルキ以上▽男物▽特殊・新商品・絵羽│など6部門に86点の出品があり、それぞれ製品の斬新さや市場性、色彩、デザインなどを審査。全部門で最も点数の高かった最優秀作品賞と、各部門の優秀作品賞を選出した。

 

 地球印協議会は86点の中から図案、染め、締め、加工、織りの5工程別に柄の構成や絣(★かすり)の表現力、色の堅牢(★けんろう)度などを審査した。

 

 翔けあまみは品質向上や消費者ニーズに合った商品づくりが目的。各機屋が商品化した2020年の原図コンテスト(奄美群島地域産業振興基金協会主催)入賞作品6点を審査し、上位3点を選出した。

 

 一般公開は13、14の両日、午前10時~午後5時(最終日は午後4時)。17日午後3時から同会場で表彰式を行う。

 

 入賞者は次の通り。(敬称略)

 【本場奄美大島紬グランプリ】▽優秀賞9マルキ以上(奄美市長賞) 興紬商店▽同7マルキ(龍郷町長賞) たけがわ織物▽同5マルキ13算(伝統的工芸品産業振興協会賞) 興紬商店▽同男物(奄美大島商工会議所会頭賞) 興紬商店▽同復元(奄美群島地域産業振興基金協会理事長賞) 牧絹織物▽特殊・新商品・絵羽(本場奄美大島紬協同組合理事長賞) 興紬商店▽大会賞(本場奄美大島紬協同組合理事長賞) 前田紬工芸4点、奄美織物3点、美紀大島2点、興紬商店、牧絹織物、夢おりの郷

 

 【翔けあまみ】▽最優秀賞(鹿児島県知事賞) 美紀大島▽優秀賞(奄美市長賞) 夢おりの郷▽同(奄美群島地域産業振興基金協会理事長賞) 田畑絹織物

 【地球印協議会】▽地球印協議会実行委員会委員長賞(図案) 南祐和▽同(絣締め) 里順一▽同(絣加工) 生田六吉郎▽同(製織) 富山あき子、仰茂子▽同(染色) 金井一人

本場奄美大島紬グランプリ最優秀作品賞に輝いた夢おりの郷の作品=10日、奄美市名瀬

本場奄美大島紬グランプリ最優秀作品賞に輝いた夢おりの郷の作品=10日、奄美市名瀬