枯れ松で木炭を製造

完成した木炭を窯から取り出す作業員=26日、和泊町谷山

完成した木炭を窯から取り出す作業員=26日、和泊町谷山

 【沖永良部総局】和泊町シルバー人材センターは2014年度、松くい虫被害などで枯れたマツを活用した木炭製造を始めた。年間約3千㌔の製造を計画し、7月1日から販売を始める。「バーベキューなどの燃料用に使ってほしい」と利用を呼び掛けている。
 原木は県の13年度里山林機能回復事業の委託を受け、同センターが伐倒したマツ。町が推進する「環境にやさしい循環型エコの町づくり」の一環として再資源化し、主に燃料として販売、活用を図る。
 今後は保全松林健全化整備事業で伐倒し、くん蒸処理(ビニールシートで密封し、薬剤で内部の害虫を殺虫する処理方法)したマツ材も活用する予定。同センターによると、処理後、薬の影響は残らないという。
 木炭製造には町が保有する炭焼き窯を利用。木材を窯に詰めて火入れ。4~5日後に窯を密閉し、14~20日間蒸し焼き状態にする。1回の稼働で、木材約25立方㍍から約800㌔の木炭が製造できる。同センターの行った試験では、木炭1㌔に点火後、1時間の燃焼持続が確認された。