業者支援で花き購入 奄美市職員有志

奄美市職員有志が販売業者から購入した色とりどりの生花=20日、同市名瀬

奄美市職員有志が販売業者から購入した色とりどりの生花=20日、同市名瀬

 新型コロナウイルスの影響で減収した花き農家や生花店を支援しようと、奄美市職員有志は20日、市内の販売業者から生花を購入して消費拡大に一役買った。

 

 3月以降、歓送迎会や卒業・入学式、結婚式、葬儀などの自粛で花き需要が落ち込み、市場価格も暴落している。

 

 取り組みは「花いっぱいプロジェクト」と銘打った市農林水産課の新型コロナ緊急対策事業のゼロ予算事業。県大島支庁農政普及課や奄美群島広域事務組合の職員にも協力を呼び掛けた。

 

 花は名瀬青果食品協同組合(里島光一郎代表理事)を通じて生花店やスーパーなど7業者から購入した。注文総数は159点、総額36万円分。

 

 20日は1回目の商品が届いた。庁舎に飾るフラワーアレンジメントのほか、妻への感謝の気持ちを込め花束を購入した男性職員も。

 

 色鮮やかな花がカウンターを彩った市農林水産課の担当者は「自粛が続く中、来庁者の癒やしになればうれしい。プロジェクトを契機に少しでも需要が継続していけば」と話した。

 

 同市名瀬の生花店「H・O・PROJECT」オーナーの栄田将太さん(37)、彩さん(37)夫妻は「結婚式のキャンセルが続き、大口の注文がない状況。生花店だけでなく、農家など関係者にとってもありがたい」と感謝した。