水産加工品商品化へ 大和村

薫製やレトルトカレーなどを試作した水産加工グループメンバーら=10日、大和村

薫製やレトルトカレーなどを試作した水産加工グループメンバーら=10日、大和村

 大和村の水産加工グループ「いしょむん海」(前田幸二代表)は9、10の両日、村水産加工施設で村の海の幸(いしょむん)を使い、加工品を試作した。村で水揚げされたタコの薫製やスモモを使ったレトルトのシーフードカレーなどを作り、2020年度以降の商品化へ歩を進めた。

 

 いしょむん海は、地域住民らで構成する。今回は研修も兼ねて実施し、県水産技術開発センター職員2人が講師を務めた。村産業振興課、県大島支庁の職員も参加した。

 

 いしょむん海による薫製の試作は2回目、カレーのレトルト品への加工は初めて試した。9日は、薫製の下準備でタコや奄美大島産ソデイカの乾燥や味付けをした。ソデイカ入りのみそのレトルト調理も行った。

 

 参加者は10日、スモモの木材チップに火を入れ、タコとソデイカをいぶした。カレーは、専用の調理機械の使い方を確認しながら作業した。

 

 試食もあり、参加者は「薫製は木のいい香りがしておいしくできた。長く保存するため、もう少し乾燥させていいかも」「みそは機械で調理すると焦げやすいことが分かった」「カレーは長期保存して安全を確認したい」などと話していた。

 

 いしょむん海会員の村上恵子さん(66)は「商品を通じて大和村の食材の魅力をPRしたい。できるだけ早く商品化できるよう開発を進めていく」と話した。