水産加工施設完成 大和村に

魚食普及や魚価の向上などを目的に大和村が建設した水産加工施設=18日、同村津名久

魚食普及や魚価の向上などを目的に大和村が建設した水産加工施設=18日、同村津名久

 大和村が整備を進めてきた水産加工施設の竣工祭・祝賀会が18日、同村津名久の現地であった。漁業者や行政など関係者ら約50人が出席。魚食普及や魚価の向上、体験型観光とも連動する新たな拠点の完成を祝った。

 

 施設は同村ブルーツーリズム推進事業の一環で、奄美漁協大和支所敷地内に整備した。総事業費は4843万8千円で、木造平屋建て(延べ床面積約120平方㍍)。入荷室や下処理室、加工室などがあり、熟成乾燥機や蒸し器、粉砕機、真空包装機などを備えている。

 

 祝賀会で伊集院幼村長は「皆さんの支援を得ながら付加価値のある水産加工物を製造、販売し、交流人口の拡大にもつなげていきたい」とあいさつ。来賓の柊田謙夫奄美漁協組合長らも「未利用となっている漁業資源の加工、商品化を」と期待した。

 

 施設は大和村が運営する。商品開発は、まほろばやまと漁業集落が担当し、同村大棚の農産物加工場・加工品販売所「大和まほろば館」などで販売する。同村で漁業体験ツアーなどを実施しているNPO法人TAMASUとも連携していく。