沖永良部島漁協、和泊沖に人工漁礁 民間3社提供、観光活用も期待

和泊町喜美留沖に設置するため、和泊漁港に置かれた人工漁礁(提供写真)

和泊町喜美留沖に設置するため、和泊漁港に置かれた人工漁礁(提供写真)

 沖永良部島漁業協同組合は17日、和泊町喜美留沖に人工漁礁を設置した。和泊町の同漁協で同日、竣工(しゅんこう)式があり、漁協や建設、行政の関係者らが人工漁礁付近の海域の安全と大漁を祈願した。

 

 同漁協によると、人工漁礁は縦10メートル、横10メートル、高さ3メートルで、鉄やコンクリートなどで製造。神鋼建材工業(兵庫県)とSTカンパニー(鹿児島市)、村上建設(奄美市)の3社が提供、設置に無償で協力した。

 

 設置場所は喜美留沖約1キロ、水深約30メートルの海底。主に砂地で、新たな漁場として期待される。すみ着く魚種はコショウダイやヒラアジ、ハタなどを想定している。

 

 同漁協の東善一郎代表理事組合長(76)は「観光客や島内の釣り愛好家の釣り場にもなると思う。地域貢献の思いで協力してくれた関係者に感謝する」と話した。