牛飼いの魅力学ぶ 瀬戸内町で塾開講

肉用牛経営の課題や魅力を学んだ瀬戸内町牛飼い塾の初回講義=30日、同町役場

肉用牛経営の課題や魅力を学んだ瀬戸内町牛飼い塾の初回講義=30日、同町役場

 瀬戸内町の2020年度牛飼い塾は30日、町役場で開講した。町内男女3人が受講。初回は県大島支庁農政普及課瀬戸内町駐在の石原浩二技術専門員を講師に講義があり、町内畜産業の現状や肉用牛経営の流れなどを学んだ。

 

 高齢化などで従事者が減っている畜産業に興味を持ってもらおうと3年目。町農林課によると、町内の牛飼い農家は現在22戸で2008年に比べて半減。町農林課と町農業振興会肉用牛部会は今年6月に連携協定を結び、畜産業を担う人材育成のため、農家への研修受け入れも始めている。

 

 講義では、石原技術専門員が肉用牛経営の課題として投資額の大きさや、収入確保に至るまでに期間を要することなどを挙げる一方、農協、行政、農家団体など地域のサポート体制の充実、研修や資金支援などの各種制度を紹介し、牛飼いの魅力を伝えた。

 

 参加した50代女性は「Iターン3年目。動物が好きで牛飼いに興味があった。今後も学び、いずれは飼ってみたい」と話した。

 

 塾は21年2月まで全4回。今後は座学や施設見学を予定しており、2回目以降からの参加も可能。問い合わせは電話0997(72)1174町農林課へ。