紬フェスタにぎわう 奄美市

反物を体に当てて着姿をイメージする来場者ら=10日、奄美市名瀬の市産業支援センター

反物を体に当てて着姿をイメージする来場者ら=10日、奄美市名瀬の市産業支援センター

 本場奄美大島紬産地再生協議会の「紬フェスタ」が10日、奄美市名瀬の市産業支援センターで始まった。反物や小物の展示即売会のほか、試着や機織り、染色体験などのワークショップがあり、奄美市内外から訪れた家族連れなどで終日にぎわった。11日まで。

 

 フェスタは「幅広い年代の人に紬を身近に感じてもらおう」と、昨年に続き2回目。来場者は展示スペースで反物を体に合わせて着姿のイメージを確かめたり、紬の着物を試着して写真を撮ったりと思い思いに紬の魅力を体感した。

 

 藍染め・泥染め体験や紬のはぎれを使った小物作りコーナー、機織り体験などもあり、郷土が誇る伝統工芸品について楽しみながら学ぶ親子連れの姿も見られた。

 

 同協議会は本場奄美大島紬協同組合、本場奄美大島紬販売協同組合と行政関係機関で構成。奄美市と龍郷町は2016年から住民を対象に反物などの購入費を助成している。

 

 成人式用の反物を求めて家族で訪れた青山海斗さん(20)は、「奄美に生まれたからには紬を着たいと思っていた。イメージ通りの白大島が見つかりうれしい。身に着ける日が楽しみ」と笑顔で話していた。