羽田、福岡便が再開 奄美空港

羽田へ向かう航空機に手を振って見送るJALの職員=1日、奄美空港

羽田へ向かう航空機に手を振って見送るJALの職員=1日、奄美空港

 新型コロナウイルスの影響で運休していた日本航空(JAL)の奄美-羽田、奄美-福岡便が1日、運航を再開した。両路線の運航は45日ぶり。奄美市笠利町の奄美空港では、同社奄美営業所の職員が奄美を出発する搭乗客に感染拡大防止対策をまとめたちらしを配布し、安全・安心への取り組みを周知した。

 

 JALの奄美-羽田、奄美-福岡はともに1日1往復2便を運航していたが、新型コロナの影響で5月18日から運休していた。運休日を設けながら運航してきた奄美-伊丹便も1日からは1日1往復2便に復旧した。現在運休中の奄美-那覇は運休日を設定しながら17日に再開する。

 

 配布したちらしでは、▽常に換気をして清潔な環境を保持▽毎日夜間に機内を消毒▽客室乗務員のマスク・手袋着用-など同社が機内で実施している感染拡大防止策も紹介して安全・安心をアピールした。

 

 羽田便は午後2時17分に定時から12分遅れで奄美空港に到着した。東京から家族4人で初めて来島したという40代男性は「ひと月ほど前から計画して楽しみにしていた。コロナで大変な思いをしたが奄美の自然を楽しみたい」と笑顔を見せた。

 

 職員とともに直行便を出迎えたJAL奄美営業所の栄正行所長は「まだ感染拡大への不安は残るが直行便の再開はうれしい」と話し「新型コロナと共生する社会では感染防止対策の徹底が必要。正しい知識を持ってむやみに恐れることなく公共インフラとしての責務を全うしたい」と表情を引き締めた。

 

 1日に奄美に到着した各直行便の搭乗人数は羽田便93人、伊丹便91人、福岡便47人。奄美から出発した搭乗者数は羽田便33人、伊丹便35人、福岡便23人だった。