香港の酒フェアに出展 町田酒造

アジア最大級のワインと蒸留酒のイベントに出展した町田酒造㈱(提供写真)

アジア最大級のワインと蒸留酒のイベントに出展した町田酒造㈱(提供写真)

 アジア最大級のワインと酒類のエキスポ「香港国際ワイン&スピリッツフェア2019」が7~9日、香港湾仔(ワンチャイ)のイベント会場であった。焼酎メーカーでは唯一龍郷町の町田酒造㈱が初参加し、世界各国のバイヤーらへ奄美黒糖焼酎の魅力を広めた。担当者は「情報拡散の拠点としても魅力的な市場。酒の味とともに歴史や文化的背景にも関心が高く、黒糖焼酎はその点で有利だ」と手応えを口にした。

 

 フェアは香港貿易発展局(HKTDC)主催。香港政府は貿易戦略として「アジアにおけるワインの貿易・流通のハブ(拠点)を目指す」構想を掲げ、2008年から30%以下の酒類の関税を撤廃している。フェアの開催は12回目で、30の国と地域から1075グループの出展者が集った。

 

 町田酒造は日本貿易振興機構(ジェトロ)の「ジャパンパビリオン」内へ出展。県内からは唯一の参加で、県政府香港事務所(竪山英之所長)が通訳などで協力した。

 

 経営企画室の橋本大輝さんによると、高アルコール度数の焼酎と奄美のフルーツを漬け込んだリキュールへの反応が良く、「飲みやすさと芳醇さが共存している」「果実の味わいがよく分かる」などと好評だった。

 

 同社は12~14日に上海であった同様のイベント「プロワイン・チャイナ」にも出展している。担当者は「世界的に焼酎の知名度は低く参入は簡単ではないが、飲み方の提案や奄美の歴史的背景も含めたアピールでジャンルの確立を目指したい」と語った。