鹿児島市で大島紬ショー

ブーツやハイヒールとの組み合わせを提案した紬ショー=14日、鹿児島市

ブーツやハイヒールとの組み合わせを提案した紬ショー=14日、鹿児島市

 大島紬と洋装の融合をテーマにしたファッションショーが14日、鹿児島市の天文館公園であった。一般社団法人「NEO和装スタイル協会」(緒方千奈代表理事)が主催。若い世代への伝統産業継承と振興を目的に、紬の新しい着用スタイルを提案した。

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で影響を受けた飲食店や地域を盛り上げようと開かれた「天文館2月灯和装フェス」のメインイベント。和装離れが進む中、若者を含めた幅広い年代に興味を持ってもらおうと企画された。

 

 公園内のステージでは、12人のモデルがシャツとネクタイの上から紬を着たり、丈の短い紬にスニーカーやブーツ、ハイヒールなどを合わせた着姿を披露し、来場者を楽しませた。

 

 これまでも県内外でショーを開催してきた同協会の緒方代表理事は「着物の着用機会が減少する中、洋装を取り入れた新たなファッションで大島紬への興味を若者に広げたい。伝統産業を、次の世代に引き継ぐ一助になれば」と話した。

 

 フェスでは和装ショーのほかバンド演奏やダンスパフォーマンスも披露。軽食ブースなども設けられ、来場者は公園入り口で検温や手指消毒などを受けて、多彩なイベントを楽しんだ。