16万トン級、鹿児島港マリンポートに初寄港

マリンポートかごしまに寄港したクァンタム・オブ・ザ・シーズ=15日、鹿児島市(二宮忠信さん撮影)

マリンポートかごしまに寄港したクァンタム・オブ・ザ・シーズ=15日、鹿児島市(二宮忠信さん撮影)

 米国ロイヤル・カリビアン・インターナショナル社が運航するクルーズ船「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」(16万8666トン、乗客定員4180人)が15日、鹿児島市のマリンポートかごしま(鹿児島港)に初めて寄港した。県内に寄港したクルーズ船では過去最大。15階建て・全長348メートルの迫力ある姿を一目見ようと、多くの市民らが訪れた。

 

 今回は上海を発着する6日間のツアー。乗客4811人、乗組員1577人が長崎に寄って鹿児島へ入った。乗客の9割が中国人で、バス約120台に分乗して鹿児島市内の観光地や商業施設を巡った。

 

 船内での歓迎セレモニーで三反園訓知事は「奄美が世界自然遺産に登録されれば、鹿児島は二つの世界自然遺産を有する県になる。豊かな自然や文化に親しんでほしい」とあいさつ。チャールズ・テイジ船長らに花束と記念品が贈られた。

 

 上海で友人と乗船した会社員のワン・チェンさん(23)は「牛肉を食べるのが楽しみ。桜島が見える景色もいい」と話していた。

 

 マリンポートには2017年、客船が108回寄港した。県はクルーズ船を誘致するためロイヤル社と連携して岸壁などを整備し、22万トン級と16万トン級の客船が2隻同時に接岸できるようにする。

船内で開かれた歓迎セレモニーで花束を受け取る乗組員=15日、鹿児島市

船内で開かれた歓迎セレモニーで花束を受け取る乗組員=15日、鹿児島市