19年開始の農業収入保険制度研修会 奄美大島

収入保険制度の仕組みなどを学んだ研修会=23日、奄美市農業研究センター

収入保険制度の仕組みなどを学んだ研修会=23日、奄美市農業研究センター

 農業経営のセーフティーネットとして2019年1月にスタートする収入保険制度の研修会が23日、奄美市名瀬の同市農業研究センターであった。農業経営者クラブ大島支部と大島地区指導農業士会の主催。農家や農協、行政担当者ら約60人が参加して制度の仕組みや、11月末に期限が迫っている加入申請の仕方などを学んだ。

 

 会に先立ち、農業経営者クラブ大島支部の藤村秀久支部長は「今年は台風の襲来が多く被害も多い。収入保険はそこに対応するための制度。内容を学んで申請し、収入と経営の安定につなげてほしい」と述べた。

 

 収入保険は青色申告をしている農家が対象。保険料(掛け金)率は1・08%で、保険期間の収入が基準収入の9割を下回った場合に、下回った額の9割を補填(ほてん)する。

 

 基本的に農産物ならどの品目でも加入対象となり、自然災害だけでなく市場価格の低下などを含めた収入減少のリスクに対応するのが特徴だ。

 

 制度の概要や保険料の試算方法などを詳しく説明した県農業共済組合連合会総務部企画指導課の森智貴さんは「継続して加入すれば手厚いサポートを受けることができる」などとアピールした。

 

 会ではこのほか、大島農業共済事務組合から各種共済(畑作物・果樹・園芸施設)の概要説明もあった。