JA知名 沖永良部バレイショ共販目標5千トン達成を

高値取引を願い、出発式でテープカットする関係者=11日、知名町

高値取引を願い、出発式でテープカットする関係者=11日、知名町

 JAあまみ知名事業本部の2019年沖永良部島産バレイショ「春のささやき」出発式が11日、知名町の同事業本部バレイショ出荷場であった。今期の共販目標は過去最多だった前期(4725トン)をさらに上回る5006トン。生産者ら関係者は目標達成を誓い合い、バレイショを載せたトラックを拍手で送り出した。出荷は4月下旬まで続く見通し。

 今期のバレイショは、早植えの冷蔵種子は植え付け期の天候に恵まれて玉数が多い半面、生育後半は暖冬の影響で肥大不足による小玉傾向が目立つ。北海道産の購入種子は平年並みの作柄となっている。作付面積は306ヘクタールで前期(279ヘクタール)から27ヘクタール増えた。

 式は沖永良部高校エイサー部の演舞と知名小金管バンドの演奏の後、関係者が高値取引を願ってテープカットした。

 引き続き出荷協議会があった。同事業本部園芸振興会の久本和秀会長は「昨年の厳しかった販売価格にもかかわらず作付面積は増えており、産地の農家は生産意欲に燃えている。市場をはじめ関係機関の皆さんには産地の熱い思いを感じ取り、支援をいただきたい」とあいさつした。

 情勢報告で県経済連の担当者は、今冬は全体的に野菜価格が低く、他野菜との競合でバレイショ価格も低い現状を説明。寒波の襲来に伴う野菜価格への影響や、北海道、長崎など他産地では昨年より量が少ないことから、「今後、価格は上向いていくのではないか」と見通した。

 最後はがんばろう三唱で締めくくった。