「奄美の翼」就航50周年

2014年07月04日

社会・経済 

JAC奄美路線

鹿児島行きのJAC機を見送る空港職員=3日、奄美空港

JAC奄美路線50周年(空港ロビー)

奄美から徳之島へ出発する乗客に記念品を渡すJAL職員ら=3日、奄美空港

 日本航空(JAL)グループの日本エアコミューター(霧島市、JAC)が運航する奄美大島発着3路線が7月、1964年の運航開始から50周年を迎えた。奄美市笠利町の奄美空港で3日、両社の職員らが鹿児島、喜界島、徳之島各便の乗客に黒糖菓子を贈り、感謝の気持ちを伝えた。
 3路線は旧奄美空港が開港した64年の7月、東亜航空(当時)が運航を始めた。、YS―11、ドルニエ、サーブなどと機材を更新。現在は鹿児島―奄美を1日8~9往復、奄美―喜界を1日3往復、奄美―徳之島を1日2往復運航している。
 2013年度の搭乗率は鹿児島―奄美が57・9%、奄美―喜界が48・0%、奄美―徳之島が46・6%。3路線合計で29万3565人を運んだ。14年度は奄振交付金を活用して7月19日から航空運賃を割引する。