「里の曙 レセプションホール」落成式  町田酒造

2018年12月14日

社会・経済 

見学者対応の「里の曙 レセプションホール」落成を祝いテープカットする出席者=13日、龍郷町大勝

見学者対応の「里の曙 レセプションホール」落成を祝いテープカットする出席者=13日、龍郷町大勝

 龍郷町の町田酒造㈱(中村安久社長)で13日、同社の見学者対応施設「里の曙 レセプションホール」の落成祝賀会があった。町側や県の商工や金融、行政関係者ら30人が出席。奄美黒糖焼酎の魅力を伝える施設の門出を祝った。

 

 同社は、工場見学者へのサービス向上を目的に、多目的トイレや駐車場などを整備してきた。ホールは8月に着工。延べ床面積は約150平方㍍。約60人収容可能なシアタールームや試飲コーナー、商品紹介スペースを設けた。同社創業者の町田實孝氏と弘子夫人の記念品などを展示した「町田實孝・弘子記念コーナー」もある。

 

 この日は、竣工祭後に落成式があり、町田企業グループの町田弘子取締役会長ら5人がテープカットした。祝賀会で、県大島支庁の松本俊一支庁長(57)は「ホールが奄美黒糖焼酎や奄美の魅力を引き出し、観光客の満足度向上につながる施設になることを期待する」とあいさつした。

 同ホールの開館時間は午前9時から午後4時(受け付けは午後3時)まで。定休日は土、日、祝祭日だが、10人以上の団体利用客は相談可。