タマカイ養殖試験を開始  近畿大学奄美実験場

2016年08月14日

社会・経済 

移動水槽から海上いけすへと移されるタマカイの稚魚=8日、瀬戸内町花天の近畿大学水産研究所奄美実験場

移動水槽から海上いけすへと移されるタマカイの稚魚=8日、瀬戸内町花天の近畿大学水産研究所奄美実験場

 近畿大学は13日までに、同大水産研究所奄美実験場(瀬戸内町花天)で、ハタ科の高級魚タマカイを完全養殖する試験研究を開始した。同じハタ科のクエとの交雑種の開発を視野に、人工種苗生産で絶滅危惧種のタマカイを卵から親魚に育てる技術確立を目指す。

タマカイの稚魚

24㌢、260㌘まで成長した稚魚