トビウオ漁体験ツアー、大和村沖で/奄美大島観光の可能性探る

2017年06月17日

社会・経済 

伝統のトビウオ漁を体験した参加者ら=15日、大和村大棚の沖合

伝統のトビウオ漁を体験した参加者ら=15日、大和村大棚の沖合

 着地型旅行商品の造成に向けた関東、関西などの旅行会社や航空会社5社を招いた体験ツアーが13~16日、奄美大島であった。一行は伝統漁法の「ロープ引きトビウオ漁」をはじめ、島内各地をめぐって豊かな自然や文化の魅力に触れ、世界自然遺産候補地として期待が高まる奄美観光の可能性を探った。

 ツアーは奄美群島水産振興協議会の奄美群島包括ブルー・ツーリズム促進事業の一環。大和村国直で住民主体の地域おこしに取り組むNPO法人TAMASU(たます)が一行を受け入れた。