ミカンコミバエ急増

2015年11月03日

社会・経済 

   果実類や野菜類の病害虫で、奄美群島では1979年に根絶が確認されたミカンコミバエ種群が9月以降、奄美大島に大量に飛来していることが2日分かった。農林水産省がホームページで発表した。同省によると、防除対策のため島内に設置している誘殺トラップでの誘殺数が9月以降、増加している。同省は4日、東京で有識者や鹿児島県の担当職員などを交えた防除対策検討会議を開き、島内での防除対策などについて検討する。生産農家など関係者からは、被害への懸念も聞かれる。