太陽光発電、契約殺到で説明会

2014年07月26日

社会・経済 

 太陽光発電の買い取り制度について徳之島、沖永良部島、与論島の3島で接続契約申し込みが一定量を超えたとして、九州電力は今月26日の新規申し込み以降、契約可否の回答を約1年待ってもらう措置を取る。来月6~8日、各島で説明会を開催する。
 九電奄美営業所によると、対象3島では申し込みが殺到。徳之島では5月末現在、島内の発電能力の最大値約4400㌔㍗を大きく上回る約6900㌔㍗の申し込みがあり、電力の安定供給に支障が出る恐れがある。
 今後1年間、各島で発電設備の出力状況や電力需要を分析し、さらなる契約が可能か検証する。既に契約済みの世帯については、従来通り電力を買い取る。
 説明会は徳之島町文化会館が8月6日午後2~3時、知名町中央公民館が同7日午後3~4時、与論町中央公民館が同8日午後3~4時。問い合わせは電話0120(986)808九電奄美営業所。