徳之島の食材楽しむ 東京で「黒糖焼酎の日」イベント

2018年05月16日

社会・経済 

東京で黒糖焼酎イベント①石原さん  奄美黒糖焼酎の日の10日、東京・渋谷区のレストランがらり千駄ケ谷店で「黒糖焼酎の日 がらりスペシャルディナー&トーク」と銘打ったイベントがあった。徳之島の黒糖焼酎と料理を楽しみながら、黒糖焼酎語り部、石原みどりさんのトークに耳を傾けた。

 

 イベントは石原さんと店側が企画した。石原さんは島の食材や風景、闘牛大会などを映像で紹介。石灰岩の崖に自生するボタンボウフウも映し出しながら「ミネラル豊かな石灰岩で海風を浴びて育つ。強い日差しに負けないよう、ポリフェノールが豊富。長寿食材として注目されている」と解説した。

 

 料理は▽ハンダマのサラダ黒糖ドレッシング▽冷ややっこのアオサのりがけ▽焼き塩豚▽油そうめん▽じゃがバター塩辛あえ▽黒糖角煮―などを用意。ドリンクは徳之島産黒糖焼酎のソーダ割り、ロックシークニン(島みかん)割りなどオリジナルドリンクを提供した。

 

 イベントに参加した男性(50代)は「大河ドラマ『西郷(せご)どん』島編の予習にもなった。私も農家なので徳之島の産物に興味を持った」と話した。

徳之島と黒糖焼酎の魅力を解説する石原さん(上)。イベントで並んだ料理=東京・渋谷区

徳之島と黒糖焼酎の魅力を解説する石原さん(上)。イベントで並んだ料理=東京・渋谷区