指導漁業士、奄美地区/2人に認定証

2014年08月23日

社会・経済 

指導漁業士認定証を受け取る徳田さん(左から2人目)と濵崎さん(右から2人目)=22日、県大島支庁

指導漁業士認定証を受け取る徳田さん(左から2人目)と濵崎さん(右から2人目)=22日、県大島支庁

 2014年度の漁業士認定証交付式(奄美地区)が22日、奄美市名瀬の県大島支庁であり、名瀬漁協所属の徳田謙治さん(45)=奄美市名瀬=と奄美漁協所属の濵崎房生さん(45)=同市笠利町=の2人が指導漁業士に認定された。
 青年漁業士は漁業や漁家加工に中核的に取り組む45歳未満の青年漁業者、指導漁業士は漁村青少年の育成に指導的役割を果たしている60歳未満の漁業者が対象。市町村長や地域振興局長・支庁長が推薦し、認定委員会の審査を経て知事が認定する。
 交付式では、本重人支庁長が認定証を手渡し、「地域のリーダーとして奄美の水産業振興のために尽力してほしい」と激励した。
 本年度の県内漁業士認定者は徳田さん、濵崎さんを含め8人(青年漁業士4人、指導漁業士4人)。延べ認定者数は青年漁業士93人、指導漁業士65人の計158人。うち現在も活動しているのは青年漁業士19人、指導漁業士47人の計66人。