旬のタンカンが人気 鹿児島物産展に奄美から12社 東武船橋店

2018年02月14日

社会・経済 

色鮮やかな旬のタンカンが顧客の人気を集めた売り場=10日、東武百貨店船橋店

色鮮やかな旬のタンカンが顧客の人気を集めた売り場=10日、東武百貨店船橋店

  千葉県船橋市の東武百貨店船橋店で7~13日、第17回鹿児島物産展があった。奄美群島からも12社が出展。いまが旬のタンカンが人気を集めたほか、奄美黒糖焼酎や本場奄美大島紬商品などの販売を通して、奄美の物産をPRした。

 

 初日の7日はミス奄美黒糖焼酎の宮原加代子さんが鹿児島PRキャラクターの「ぐりぶー」と共に来場。その様子を地元新聞が報道した。連休を挟んだこともあり、多くの来場者でにぎわった。

 

 タンカンを1㌔購入した船橋市の主婦(30代)は「試食が購入の決め手になった。子どもにも安心して食べさせることができる。丁寧な説明に、思いやりを感じた」と笑顔で話した。

 

 奄美関係の出品は▽タンカン▽黒糖焼酎▽黒糖菓子▽大島紬の新商品▽真珠―と多彩。出展者からは「リピーターが回を重ねる度に増加している」「新規顧客を獲得する絶好の機会」といった声があった。東武船橋店の堀越昇催事課長は「奄美の物産はまだまだ伸びる要素がある」と期待した。