来週、奄美地方に接近か

2014年07月05日

社会・経済 

台風8号進路予想図 気象庁は4日、マリアナ諸島の近海で熱帯低気圧が台風8号になったと発表した。台風は8日ごろに奄美地方へかなり接近する恐れがある。
 台風は4日午後3時現在、マリアナ諸島付近にあって時速20㌔で北西へ進んでいる。中心気圧は990hpa。中心付近の最大風速は23㍍、最大瞬間風速は35㍍。中心から南東側440㌔以内と北西側330㌔以内は風速15㍍以上の強風が吹いている。
 台風は5日以降、勢力を強めて風速25㍍以上の暴風域を伴う恐れがある。このまま予報円の中心を進むと、5日から6日にかけてフィリピンの東海上に移動して7日には沖縄の南海上で進路を北寄りに変え、8日午後3時には南大東島近海に達する見込み。
 奄美地方は7日ごろから海上は次第にしけてうねりを伴いそうだ。名瀬測候所は高波への警戒に加え、最新の気象情報に注意するよう呼び掛けている。