東京で本格焼酎祭り

2019年11月03日

社会・経済 

外国人来場者にも人気だった奄美黒糖焼酎のコーナー=1日、東京・日比谷

外国人来場者にも人気だった奄美黒糖焼酎のコーナー=1日、東京・日比谷

  【東京支社】「鹿児島本格焼酎祭りin東京2019」(鹿児島県、かごしま遊楽館運営協議会など主催)が2日までの2日間、東京千代田区の日比谷ゴジラスクエアであった。奄美黒糖焼酎の蔵元5社も出展。首都圏の消費者、観光客らに自慢の銘柄をアピールした。

 

 焼酎祭りには県内27蔵元が参加した。奄美からは町田酒造(龍郷町)、奄美大島酒造(同)、喜界島酒造(喜界町)、奄美酒類(徳之島町)、奄美大島にしかわ酒造(同町)の5社が出展。外国人観光客にも親切丁寧に魅力を伝えた。

 

 仕事帰りに立ち寄ったという女性(20代)は「黒糖焼酎の飲みやすさにびっくり。連休前の金曜日がとてもハッピーな気分になりました」と語り、イタリアから観光で来日していた男性(40代)は「『アマミー』はイタリア語で『私を愛して』という意味。もっと、もっとイタリア人にPRすべき」と笑顔を見せ、試飲を楽しんでいた。

 

 鹿児島県東京事務所の松下正所長は「県内の焼酎の魅力や奄美黒糖焼酎の認知度を高める絶好の機会。在京県人会の協力や天候に恵まれたこともあり、多くの来場者にPRすることができた」と手応えを語った。