町田酒造の「里の曙」が金銀受賞 蒸留酒国際鑑評会

2019年03月29日

社会・経済 

国際鑑評会で受賞した町田酒造の2商品(同社提供)

国際鑑評会で受賞した町田酒造の2商品(同社提供)

 ドイツのベルリンで3日、蒸留酒の国際鑑評会「第6回ベルリン国際スピリッツコンペティション」が開催され、町田酒造㈱(龍郷町、中村安久社長)の黒糖焼酎「里の曙」が最高賞に次ぐ金賞、「里の曙ゴールド」が銀賞をそれぞれ受賞した。

 

 同社などによると、鑑評会には19カ国以上から300品以上が寄せられ、欧州の酒類専門家が審査した。同社は2品を応募し、ともに受賞。優れた焼酎蒸留所として「焼酎ディスティラリー オブ ザ イヤー」に選ばれた。

 

 銀賞を受けた「里の曙ゴールド」は昨年5月、米国で開催された国際鑑評会で最高賞を獲得。中村社長は「国際的な鑑評会での受賞を足掛かりに、今後も海外展開に努めたい」と語った。