知名町特産品フェア 鹿児島市

2019年02月21日

社会・経済 

旬を迎えたバレイショなどが人気を呼んだ知名町の特産品フェア=20日、鹿児島市の県市町村自治会館

旬を迎えたバレイショなどが人気を呼んだ知名町の特産品フェア=20日、鹿児島市の県市町村自治会館

 知名町の特産品フェアが20日、鹿児島市の県市町村自治会館のロビーで始まった。春の訪れを告げるバレイショや切り花、農産物の加工品などが並び、大勢の買い物客でにぎわった。

 

 県内20市町村が日替わりで地場産品をPRするイベントの一環で、今年12回目。同会館が確定申告の会場となっていることもあり、申告を終えた人々も大勢訪れた。

 

 ブースには今年も旬を迎えたバレイショやソデイカなどが安価で用意され、客を呼び込む売り場担当者の元気な声が響いた。黒糖クッキーやきび酢などの加工品も人気を呼んだほか、フリージアやグラジオラスなど切り花を買い求める人の姿も目立った。

 

 トルコギキョウのを購入した鹿児島市の小田口悦子さん(76)は「沖永良部島は花の産地として有名な場所。ぜひ、行ってみたい」と話していた。

 

 自治会館内にある同町の鹿児島事務所は本年度末で閉所するが、町は来年度以降もフェアへの参加を続ける方針。最終日の21日は午前9時半から午後4時半まで開かれる。