神奈川県大和市で「たんかんまつり」=大和村

2018年02月19日

社会・経済 

500㌔のタンカンを約4時間で完売した大和村のブース=17日、神奈川・大和市

500㌔のタンカンを約4時間で完売した大和村のブース=17日、神奈川・大和市

 大和村は17日、神奈川県・大和市の骨董(こっとう)市に出店し、「たんかんまつり」を開催した。伊集院幼村長がトップセールスを展開し、用意したタンカン500㌔を約4時間で完売。試食した消費者は「おいしい」「甘さと酸味のバランスがよい」と大満足。品質の良さを直接消費者に伝える好機となった。

 

 たんかんまつりは今年で7回目。伊集院村長は店頭に立って買い物客にタンカンのおいしさをアピール。「リピーター、おなじみさんが確実に増えている。地道なPR活動が、確実に成果を生んでいる」と手応えを語った。

 

 米軍横須賀基地内の小中学校に勤務するアリサブラッケンさんは、試食用のタンカンを口に入れ、「おいしい。みずみずしい。甘さと酸味のバランスがとれたアート作品のよう」と賛辞を送った。

 

 ステージでは、大和村観光大使の島唄ユニット「すもも」の指宿桃子さん(奄美市名瀬出身)と伊成実さん(伊仙町出身)の2人が「国直米姉節(くんにょりよねあごぶし)」「島のブルース」など10曲を披露。来場者からは大きな拍手が贈られた。

 

 タンカンは今後、宅配での受注に切り替えて販売を続行する。