空港の観光案内機能強化 あまみ大島観光物産連盟

2018年06月01日

社会・経済 

奄美空港内観光案内所の機能強化などを決めた総会=5月30日、奄美市名瀬(提供写真)

奄美空港内観光案内所の機能強化などを決めた総会=5月30日、奄美市名瀬(提供写真)

  一般社団法人あまみ大島観光物産連盟(会員155社)の総会が5月30日、奄美市名瀬のホテルであった。2017年度決算などを承認し、有村修一会長ら新役員を選出した。18年度は奄美空港内の観光案内所の機能強化を柱に、宿泊・飲食・交通・特産品・観光などの各テーマで地域振興を目指す。

 

 17年度はインターネットサイト「のんびり奄美」の運営や大型観光船寄港に合わせた物産ブース管理、リーフレット販売などを実施。18年度は国の観光情報拠点施設活用事業を導入し、奄美空港内の観光案内所の運営に力を入れる。予算は1千万円。

 

 空港内での観光案内所はこれまで、ターミナルビルの職員1人がレンタカーやホテルの手配などを行っていたが、同連盟の職員を加え近く常時2人体制とする。

 

 専門委員会は年に2回から2カ月に1回へ開催回数を増やし▽奄美らしい正装「奄美ウエア」の制定▽ご当地食として「あまみ丼」の推進▽各観光施設で共通で使用できる割引き券の発行―などについて審議する。

 

 会長以外の新役員は次の通り。(敬称略)

 ▽副会長 西條和久、越間得晴▽専務理事 武下善広