農家らがPR活動 徳之島空港

2020年02月17日

社会・経済 

鹿児島からの乗客へ徳之島産タンカンを贈る農家や行政担当者=16日、天城町の徳之島空港

鹿児島からの乗客へ徳之島産タンカンを贈る農家や行政担当者=16日、天城町の徳之島空港

 県園芸振興協議会徳之島支部果樹部会(会長・末永利夫県大島支庁徳之島事務所農業普及課長)は16日、天城町の徳之島空港で徳之島産タンカンをPRした。生産農家や行政担当者約10人が参加。鹿児島│徳之島の搭乗者へ旬のタンカンを贈り、販路や消費拡大に期待を寄せた。

 

 販路拡大などを目的に初の試み。徳之島町柑橘生産組合とJAあまみ徳之島地区果樹部会も協力し、12日に同町で開かれた徳之島地区たんかん品評会に出品されたタンカンを中心に約60㌔を準備した。

 

 PRは徳之島発着の計3便の搭乗者を対象に実施。農家らは出発、到着ロビー前でタンカンが2個とPRチラシが入った袋を手渡し、「おいしいから食べてみて」とアピールした。

 

 同果樹部会の松本幸徳会長(58)は「徳之島のタンカンを多くの人に味わっていただくことで、今後の販路、消費拡大につながれば」と話していた。