適期植え付け呼び掛け/キビ作で関係機関

2016年08月15日

社会・経済 

収量確保の面から、適期植え付けの重要性が示されているサトウキビの夏植え作業=14日、奄美市笠利町

収量確保の面から、適期植え付けの重要性が示されているサトウキビの夏植え作業=14日、奄美市笠利町

 奄美群島の基幹作物サトウキビ。夏植えの適期は8月から9月前半までだが、近年、植え付け期間が7~11月まで広がるなど、長期化の傾向にある。担い手への農地集積化で1戸当たりの耕作面積が増加し、作業に遅れが発生していることなどが主な要因。県大島支庁農政普及課は10月に植え付けたキビの収量は9月植えに比べて少なくなるデメリットなどを関係機関を通じて生産者に説明し、適期植え付けを呼び掛けている。