インターハイ中止ショック 奄美の選手らも落胆の声

選手ら約4300人が参加した昨年のインターハイの総合開会式=2019年7月27日、鹿児島市の西原商会(鹿児島)アリーナ

選手ら約4300人が参加した昨年のインターハイの総合開会式=2019年7月27日、鹿児島市の西原商会(鹿児島)アリーナ

 新型コロナウイルスの影響で、全国高校総合体育大会(インターハイ)の中止が26日に決まった。高校スポーツ最大の総合大会を目指していた奄美の選手や関係者からも、落胆の声や生徒をいたわる声が聞かれた。

 

 大島高男子バレーボール部の前田蓮太郎主将(17)は「インターハイを目標に練習してきたので、大会が中止となって悔しい」と唇をかみ、「県総体が開催されたらベスト4以上を目指したい」と前を向いた。バドミントン競技で昨年のインターハイでは個人と団体に出場した鹿児島商業高の直崎広生副主将(17)=大和中出身=も「今年は、みんなで上位入賞を目指していただけにショック」と悔しさをにじませ、「今は筋力トレーニングなど、できることに取り組みたい」と気持ちを切り替えていた。

 

徳之島高空手道部の原口雅恵顧問は「3年生の最後の花道を飾ることができなくなり残念。今後状況が好転する可能性はゼロではないと思う。めげずに下級生と一緒に練習に励んでほしい」、鹿児島商業高相撲部の禧久昭広顧問=宇検村出身=は「中止は残念だが、感染防止のためにはやむを得ない。まだ国体などもあるので最後まで希望を持ってほしい」と生徒たちにエールを送った。

 

鹿児島県高校体育連盟は、今年の県高校総合体育大会について4月30日の臨時常任理事会で開催の可否を判断する。担当者は「難しい状況だが、関係団体などと議論を尽くしたい」と話した。上部大会の九州高校体育大会は、新型コロナウイルスの影響で既に中止が決まっている。