トライアスロン選手ら実技講習会 伊仙町

リズムに合わせてバイクをこぐ練習方法を紹介する井出さん(中央)と蔵本さん=7日、伊仙町伊仙

リズムに合わせてバイクをこぐ練習方法を紹介する井出さん(中央)と蔵本さん=7日、伊仙町伊仙

 徳之島で合宿しているトライアスロン女子日本代表候補の井出樹里さん、蔵本葵さん、コーチの添畑大海さんによる実技講習会が7日、伊仙町総合体育館であった。町内のスポーツ少年団の子どもたちや指導者ら約70人が参加。目標に向かって前向きに取り組むことや楽しみながら体を動かすことの大切さに理解を深めた。

 

 井出さんはトライアスロン選手へ転向後2年で出場した2008年の北京五輪で、日本人トライアスロン選手初の5位入賞を果たしたほか、日本選手権を3度制している。蔵本さんは17年アジア選手権2位に入るなど活躍。2人とも各種世界大会を転戦している。

 

 徳之島合宿は、元樟南第二高校教諭で日本のトップアスリートらと交流のある服部俊司さんとの交流が縁。先月15日からトレーニングに汗を流している。

 

 講習会では、日頃できる体力づくりとして、リズムに合わせてバイクをこいだり、縄跳びをする速度を変える練習方法などを紹介。井出さんは17年に出場した世界大会で、左手小指を骨折しながら3位に入ったことを振り返り「つらいことや苦しいことがあっても、諦めずに頑張れば得られるものがある」と助言した。

 

 蔵本さんは「自然と触れ合いながら、ゴールした時の達成感を味わいたいと競技を続けている」とトライアスロンの魅力を説明。添畑さんは「運動がきついと考えるか楽しいと思うかで、動きの質が変わる」と述べ、ポジティブな気持ちで取り組むようアドバイスした。

 

 伊仙水泳スポーツ少年団に所属する面縄小5年の窪田洸琉君(11)は「自分の力を発揮したいときは前向きに頑張ることが大事だと学んだ」と話した。

 

 井出、蔵本両選手の自主トレは今月21日まで。