パラ卓球、高速ラリーに歓声 台湾2選手、龍郷町で教室

観客を沸かせた盧さんの鋭いショット

観客を沸かせた盧さんの鋭いショット

 交流事業で龍郷町に滞在しているパラリンピック卓球台湾代表候補の蕭淑卿(ショウ・シューチン)さん(59)、盧碧春(ルー・ピーチュン)さん(56)を招いた卓球教室が18日、同町りゅうゆう館であった。蕭さんと盧さんが対戦するエキシビションもあり、高速ラリーの応酬で観客を沸かせた。

 

子どもたちから贈られたメダルを手に笑顔を見せる蕭さん(中央)と盧さんら=18日、龍郷町りゅうゆう館

子どもたちから贈られたメダルを手に笑顔を見せる蕭さん(中央)と盧さんら=18日、龍郷町りゅうゆう館

 同町は東京オリンピック・パラリンピックで台湾のホストタウンとなっている。教室には町内外から約200人が訪れた。竹田泰典町長は開会のあいさつで「パラアスリートの強さを町民に見てほしい。台湾と龍郷町の今後の交流拡大に期待したい」と話した。

 

 蕭さんは女子車いす部門で現在世界ランキング11位、盧さんは同12位。台湾代表の条件は同15位以内となっており、両選手は最有力候補となっている。イベントには町内の小学生ら80人が招待され、2選手とラリーを楽しみながら、世界トップクラスの技術を体験した。

 

 盧さんとエキシビションで対戦した村田康司さん(46)=瀬戸内町=は「座りながらのきつい体勢のショットでも正確にコースを突いてくる。攻めの組み立てがうまい。私もかごしま国体の障害者スポーツ大会出場を目指しているので良い経験になった」と笑顔を見せた。

 

 蕭さんは「多くの子どもが卓球に興味を持ってくれていてうれしい」とイベントを振り返り、「龍郷町で多くの励ましと勇気をもらえた。東京大会で活躍を見せられるように精いっぱい頑張る」と力を込めた。

 

 同日は町内の障害者支援施設慰問や歓迎パーティーなどもあった。選手一行は19日は観光、体験活動などを行い、20日に空路で奄美を離れる予定。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

子どもたちから贈られたメダルを手に笑顔を見せる蕭さん(中央)と盧さんら=18日、龍郷町りゅうゆう館