プロ野球選手の秘訣学ぶ 日ハム近藤選手の父義男さん講演 天城町

プロ野球で活躍する近藤健介選手の幼少期のエピソードなどを紹介する父・義男さん=17日、天城町天城

プロ野球で活躍する近藤健介選手の幼少期のエピソードなどを紹介する父・義男さん=17日、天城町天城

 【徳之島総局】5日から天城町内で自主トレを行っているプロ野球・北海道日本ハムファイターズの近藤健介選手(27)の父・義男さん(61)による野球講演会(町教育委員会主催)が17日、町防災センターであった。町内の少年野球チームや中学校の野球部員、指導者ら約100人が来場。講話やバッティング練習を通して、プロ野球選手になる秘訣(ひけつ)に理解を深めた。

 

 義男さんは元中学校教諭で、千葉県小中体連野球専門委員長や日本中体連野球競技部長などを歴任。現在はU│15侍ジャパン軟式編成委員長、日本中学校野球連盟専務理事を務める。近藤選手が2018年から町内で自主トレを行っていることが縁で、森田弘光町長の講演依頼を快諾した。

 

 講演会は講話と打撃指導の2部構成。講話では小学1年生から週3~4回バッティングセンターに通う一方、テニスや水泳、体操などさまざまな競技を経験させた近藤選手の幼少期を紹介。バッティングセンターは納得するまで打ち込んだエピソードにも触れ、「練習を繰り返す以外に上達する方法はない」と強調した。

 

 打撃練習では打つ確率を高めるための心得として、「相手投手の癖やデータを調べるなど、細かなところもこだわってほしい」とアドバイス。打撃フォームでは▽投球フォームに合わせたタイミングの取り方▽ボールを待つ際の構え▽手の力でなく体の回転で打つスイング│の3点を重点に指導した。

 

 義男さんは最後に「上達するために練習を繰り返すには、野球を楽しみ好きになることが大事。天城町は1年中練習をできる環境があり、地の利を生かして取り組んでほしい」とエールを送った。

 

 参加者を代表して天城中学校野球部の前田聖那主将(13)は「(講話や指導は)貴重な経験になった。きょう学んだことを明日から生かすよう、頑張っていきたい」と話した。