ヨロンマラソン延期 2年連続見合わせ 新型コロナの影響で 与論町

新型コロナの影響で、2年連続大会開催を見合わせたヨロンマラソン=2019年3月10日、与論町

新型コロナの影響で、2年連続大会開催を見合わせたヨロンマラソン=2019年3月10日、与論町

 【沖永良部総局】与論町は22日、2021年3月に開催予定だった第30回ヨロンマラソンを1年間延期し、2022年3月に開催すると発表した。同マラソン実行委員会は、国内で新型コロナウイルス感染症の収束が見通せないことから、ランナーや島民の健康、安全を第一に考慮して判断。2年連続で大会の開催を見合わせることになった。大会の代替企画として21年2月に来島者向けのキャンペーンを同島で実施する方針だ。

 

 実行委は20日に臨時総会を開き、延期を決めた。ヨロンマラソン事務局の町商工観光課によると、万一、島内で新型コロナの感染が広がった場合、外海離島の与論町では医療機関やその対応に当たる体制にも限りがあるため、大会の開催が困難だと判断した。

 

 また、参加者は島外からのリピーターが多く、ランナーと島民との触れ合いも魅力の一つ。感染症予防のため、触れ合う機会をなくしての開催は「ヨロンマラソンの魅力を損ねる」といった意見も委員に根強くあるという。

 

 来年2月の代替企画の内容は11月中旬をめどに、町のホームぺージなどで知らせる予定。

 

 実行委の西田健一委員長(67)は「再来年の第30回大会は2年連続で開催できなかった残念な気持ちを打破すべく、盛大な大会になるよう準備を進めたい」と話した。