与論町の多目的運動広場が落成

人工芝のサッカー場やクラブハウス(写真奥の建物)を完備した多目的運動広場=20日、与論町

人工芝のサッカー場やクラブハウス(写真奥の建物)を完備した多目的運動広場=20日、与論町

 与論町が2012年度から整備を進めていた多目的運動広場「ゆいランド」が18日、落成した。16年度に先行完成した人工芝のサッカー場に加え、本年度はクラブハウス、ランニングコースなどが完成。児童向けの遊具なども整備され、幅広い世代の町民の憩いの場、町のスポーツ振興の拠点としての活用が期待されている。

 

 総面積は約3万4千平方㍍。用地造成後、16年度に人工芝サッカー場(8165平方メートル)、LED(発光ダイオード)の夜間照明8基、防球ネット280メートルを整備。17年度は最大300人収容可能な観客席(長さ80メートル)、150メートルのランニングコース、トイレ2棟などを整備した。

 

 2階建てのコミュニティクラブハウスはロッカールームやトレーニングルーム、会議室、休憩スペースを設けた。キッズコーナーや授乳室も完備し、親子連れも利用しやすいつくり。施設整備は独立行政法人日本スポーツ振興センターのスポーツ振興くじ助成金や、地方創生推進交付金事業を活用。総事業費は約5億3千万円。

 

テープカットで落成を祝う川淵三郎氏(右)と山元宗町長=18日、同町(提供写真)

テープカットで落成を祝う川淵三郎氏(右)と山元宗町長=18日、同町(提供写真)

 18日にあった落成式(同町教委主催)には日本サッカー協会最高顧問の川淵三郎氏らを招き、神事の後テープカットで祝福。また今年の全国高校サッカー選手権大会でベスト4入りした、与論町出身の白尾秀人監督率いる上田西高校サッカー部を招待し、地元高校生らとの記念試合も行われた。

 

 同町教委の田畑豊範事務局長は「小さな島でも子どもたちが夢を追いかけ続けられる環境の整備が進むとともに、老若男女の集いの場として、多くの町民に利用してもらえる施設にしていければ」と期待した。