全日本剣道覇者3人招き講演会 徳之島町

剣士の育成方法などを語った(左から)内村さん、亀井さん、細田さん=4日、徳之島町亀津

剣士の育成方法などを語った(左から)内村さん、亀井さん、細田さん=4日、徳之島町亀津

 全日本剣道選手権の優勝経験者ら3人を招いた徳之島町制施行60周年記念特別講演会(町教育委員会主催)が4日夜、町生涯学習センターであった。島内の剣道関係者ら約120人が詰め掛け、全国トップレベルの選手・指導者の育成方法や剣道と向き合う姿勢を学んだ。

 

 講師は▽国民体育大会や全国警察官大会での優勝経験を持つ亀井徹・範士8段▽全日本剣道選手権を3回制覇し、世界大会団体優勝メンバーでもある内村良一・錬士7段▽東京都練馬区、杉並区大会優勝者の細田のり子5段。

 

 内村さんは全日本選手権で準優勝も歴代最多の4回経験。「優勝する前には必ず挫折や失敗があり、悔しい思いもたくさんあった。成長や飛躍するチャンスは、優勝より負けた時の方が多い」と語った。

 

 子どもたちの指導について亀井さんは「試合は勝つために行うが、剣道は人間づくりのためであることを忘れてはならない。基本や礼儀ができる正しい剣道を教えることが私たちの責任」とアドバイス。細田さんは「子どもたちが自発的に成長するためにも、実現可能な目標設定が重要」と訴えた。

 

 講演に先立ち、島内の小中高校生や指導者を対象にした実技講習会もあった。