向井さんJFA公認1級審判員取得し祝賀会

 

母親の明美さんに「感謝」と書いたシャツを手渡す向井さん=23日、奄美市名瀬

母親の明美さんに「感謝」と書いたシャツを手渡す向井さん=23日、奄美市名瀬

 1月末に日本サッカー協会(JFA)公認審判1級資格を取得した奄美市名瀬出身の向井修也さん(志學館大4年)の祝賀会が23日、同市名瀬の飲食店であった。奄美大島サッカー協会などの関係者約50人が出席。奄美初の1級審判誕生を祝い、向井さんのさらなる活躍を期待した。

 

 JFA認定審判員はサッカーとフットサルの2部門で、階級は4~1級。全国高校サッカー大会などJFA主催試合を担当するには1級の資格が必要。2018年4月2日時点でJFA認定サッカー審判員は27万1662人。そのうち1級は218人。鹿児島県内の1級資格取得者は向井さんで5人目、奄美からは初。

 

 向井さんは2歳上の兄清也さんの影響で、伊津部小1年でサッカーを始めた。金久中を経て大島高に進み、同高サッカー部で副主将を務めた。高校3年の時、小学生時代に指導を受けた義岡常一さん(伊津部FC監督)の誘いを受けて、3級まで審判資格を取得。高卒後は鹿児島市の志學館大に進学。大学2年の2月に2級に昇格した。

 

 1級試験は法規、体力テスト、実技審査の三つ。それを1年かけて行い、向井さんは一発合格した。

 祝賀会では主催者代表で奄美大島サッカー協会の田畑豊範会長が「奄美からの1級審判員合格を誇りに思う。お世話になった先生や監督など皆さんに感謝の気持ちを忘れず頑張ってほしい」とあいさつ。

 

 向井さんは「支えてくれた母はもちろん多く人たちの協力のおかげでここまでこれた。少しずつ経験を積んで将来はワールドカップの舞台に立ちたい」と語った。

 

 向井さんは24日、奄美市笠利町の太陽が丘総合運動公園陸上競技場であった各年代の年間王者を決める池野翁杯第12回スーパーカップサッカー大会(奄美大島サッカー協会・奄美社会人サッカー連盟主催)でも審判を務めた。