坂元改め大奄美、夢の十両に

 大相撲初場所の番付発表が30日あり、龍郷町出身の坂元改め大奄美(23)=だいあまみ、本名坂元元規、追手風部屋=が新十両昇進を決めた。同町からは再十両を決めた若乃島(32)=わかのしま、本名再田史也、芝田山部屋=以来2人目の関取誕生。コツコツと練習を積み重ねて幼いころからの夢をつかみ取った大奄美の活躍に母親の坂元昌代さん(51)は「関取に恥じない相撲をほしい」と激励した。 大奄美は同町赤尾木出身で、昌代さんの次男。小学時代に相撲を始め、鹿児島商業高校時代には高校相撲金沢大会で優勝。日本大学時代にも宇和島大会で優勝するなど活躍した。卒業後、一時就職したが2015年に全日本実業団相撲選手権大会を制し、角界に飛び込んだ。

 初土俵は16年1月場所。身長185㌢、体重167㌔。体格を生かした相撲で同場所を勝ち越して勢いに乗ると、6場所連続の勝ち越しで新十両昇進を勝ち取った。

昌代さんは「よく頑張った」と息子の関取昇進に目を細め、「まだ心配でテレビの取り組みは見ることができない。場所が始まるといつも勝敗だけを確認する毎日。とにかくけがが心配。けがをしない体づくりで上を目指してほしい」と話した。