大島女子準V、九州へ・空手・団体組手

形優勝、徳之島男子 【鹿児島総局】2014年度鹿児島県高校総合体育大会は3日、鹿児島市内の各会場でハンドボール、空手道、弓道があった。空手道は男女の個人形と団体組手があり、男子個人形で嶺山朋生(徳之島)が優勝、女子同で萩原千尋(大島)が2位となり全国大会出場を決めた。このほか団体組手で大島女子、個人形で樺山凱士(徳之島)、山倉杏理(大島)、西山千穂(徳之島)が九州大会の切符を手にした。
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=大島女子準Vも涙
-宿敵から勝ち奪えず
 最終戦で大島と対戦した鹿児島城西は2年前の総体で大島の3連覇を阻んだ相手。以降勝ちがない大島にとって目の上のたんこぶのような存在だ。決勝リーグでライバル徳之島に5―0、串良商業に4―0で快勝して宿敵に挑んだが、雪辱は成らなかった。
 「先の2人で勝って後は引き分けに持ち込む。これしかなかった」(濱口武仁監督)。大島は先鋒に栁田彩花、次鋒に萩原千尋と主力2人を送り先手必勝に懸けたが栁田は2―3で惜敗、萩原はリードしながら残り9秒で追い付かれ3―3の引き分け。策を砕かれた大島は0―4で涙をのんだ。
 既に負けが決まっていた大将戦。主将の盛岡みなとは最後まで笑顔で攻撃を仕掛けた。試合後「チームを引っ張る戦力がなかった自分がふがいない」と無念を口にしながらも「つらい中で大島女子の『常笑空手』は貫いた。九州では鹿児島を代表するチームとして優勝を狙う」と涙を拭った。
空手、大島女子 団体優勝は逃したが大島女子は個人形で萩原が準優勝で全国へ。山倉杏理が3位で九州大会へ出場する。萩原は「得意の形ではなかったがベストは尽くせた」と振り返り「最後の大会。悔いのないように全国4強を目指す」。山倉は「九州では一戦一戦自分の力を出すことに集中したい」とそれぞれの舞台に備えた。