大島高女子、空手形で全国大会へ 選抜大会40回記念の特別枠

特別枠で出場を決めた大島女子の(左から)平田、米丸、藤田=22日、奄美市名瀬の大島高校

特別枠で出場を決めた大島女子の(左から)平田、米丸、藤田=22日、奄美市名瀬の大島高校

 高校生の全国空手道選抜大会が3月24~26日、東京体育館で開催される。今大会では団体種目に高校野球の21世紀枠と同じような「夢・きぼう枠」が新設され、女子団体形に奄美市の大島が選出された。主将の米丸凛音(2年)は「一度は絶たれた全国の切符。こうして手にすることができてうれしい。出場できなかった先輩たちの分まで頑張りたい」と意欲を見せている。

 

 選抜大会は各地区の予選上位校と推薦を得た選手・チームが出場。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となったが、40回目の節目となる今大会は、夢・きぼう枠として、男女各団体の形と組手に大島や沖縄県立美里工業、北海道網走南ケ丘など全国の6校が選ばれた。

 

 大島は昨年11月の全国選抜予選を兼ねた九州高校新人体育大会で6位となり惜しくも出場権を逃したが、南九州ブロック予選の成績や部員たちによる校区内での空手指導などの地域貢献活動が評価された。

 

 大島からは米丸のほか、藤田真夏(2年)、平田こはな(1年)が出場する。大会では技やタイミングなどを評価する「技術点」と、スピード、力強さなどを評価する「競技点」の合計で順位を競う。

 

 大島の3選手は現在、上位進出を目指して練習に励み技に磨きをかけている。川畑雄貴監督(44)は「参加できるだけでも名誉なこと。島で空手をしている子どもたちのためにも大会で力を発揮してほしい」と選手らの活躍を期待する。

 

 藤田は「高校から競技を始め、練習を重ねていくうちに自身の成長を感じた。残りの期間で少しでもレベルアップしたい」、平田は「高校初の全国大会。強い相手も多いと聞く。技術向上はもちろん、先輩たちの力になりたい」とそれぞれ抱負を語る。

 

 選抜大会には地区予選で出場権を獲得した徳之島の男女が団体形に出場する。金久中出身の緒方紗也乃(2年)と赤徳中出身の豊山仁心(同)が所属する鹿児島城西は女子団体組手に出場する。豊山は個人組手にも出場する。