奄美の有利性明確化を 温暖な気候を評価 17年度アンケート結果 奄美大島スポーツ合宿

奄美大島で合宿に励む日本実業団陸上連合の長距離選手=1月15日、奄美市

奄美大島で合宿に励む日本実業団陸上連合の長距離選手=1月15日、奄美市

 奄美スポーツアイランド協会(事務局・奄美市教育委員会スポーツ推進課)はこのほど、2017年度の奄美大島でのスポーツ合宿実施団体を対象に実施したアンケート調査の結果をまとめた。合宿を行った86団体中、46団体が回答。同島を合宿地に選んだ理由(複数回答)については「温暖な気候」が40団体で最も多かった。自由意見では設備の充実度を評価する声の一方、「気候だけなら他の合宿地も検討できる」として、奄美大島ならではのセールスポイントの明確化を求める声もあった。

 

 アンケートは毎年度の合宿シーズン終了後に、合宿団体に用紙を発送して実施。17年度については今年4月上旬に用紙を送り、6月上旬までに集約した。

 

 気候の面以外で奄美大島を合宿先に選んだ理由としては「受入体制がよい」(27団体)、「運動施設がよい」(26団体)など、ハード、ソフト両面への評価も多く、「奄美出身者からの紹介」も7団体と、本土在住者による口コミやアピールなども貢献している。

 

 施設や設備、練習環境などについての自由意見では「ほぼ全てのトレーニングに対応できるロケーションはよい」「クロカンコース、グラウンドとも管理が行き届いている」などの声の一方、「夜間、早朝に選手がよく走る場所の街灯やトンネル内の電灯を増やしてほしい」などの要望もあった。

 

 「次回のスポーツ合宿を奄美大島で行いたいか」との問いに対しては「思う」が35団体、「分からない」が5団体、「思わない」との回答はなかった。

 

 17年度の合宿人数は1500人で、2年連続の千人超。自由意見では宿泊施設の食事や設備などについても意見、注文が寄せられており、同協議会は「アンケート結果は各宿泊施設にも提供し、官民で受け入れ体制の向上へ取り組んでいきたい」としている。