対外試合「いい思い出」 奄美5高校、メモリアルマッチ

大島、奄美、大島北の3校が団体と個人で熱戦を繰り広げたバドミントン競技=13日、奄美市の名瀬総合体育館

大島、奄美、大島北の3校が団体と個人で熱戦を繰り広げたバドミントン競技=13日、奄美市の名瀬総合体育館

 2020年度県高校総合体育大会の中止に伴い、県高校体育連盟が設けた「かごしまメモリアルマッチ2020」は13日、奄美大島や徳之島でバドミントン、バスケットボール、空手道があった。総体で高校の部活動を退くはずだった3年生たちが下級生の胸も借りて区切りの場で熱戦を繰り広げ、思い出を刻んだ。複数校による試合もあった。

 

◇バドミントン

 奄美市の名瀬総合体育館で大島、奄美、大島北の3校が男女の団体と個人の複と単で競い、団体の男子は大島北、女子は大島が優勝。個人A級の男子複は荒垣・畠組(大島)、女子は中島・德永組(大島)、個人A級の男子単は畠(大島)、女子は中島(同)がそれぞれ制した。

 

 大島男子の荒垣作也主将(17)=3年=は「大会がないまま引退するのは何か心残りだった。久しぶりに他校と試合ができてうれしい」、同女子の中島心優主将(18)=同=は「総体がなくなったのは寂しいけど、多くの皆さんのおかげで後輩たちともいい思い出を作れた」と話した。

 

 ◇バスケットボール

 奄美市笠利町の太陽が丘総合体育館で大島、奄美、古仁屋の3校が男女別でリーグ戦を行い、男女とも大島が制した。

 

 古仁屋男子の神田将伍主将(16)=2年=は「他校との試合を通してパス回しなど学ぶことは多く、いい刺激を受けた。新人戦では上位入賞を目指したい」と話した。

 

 ◇空手道

 徳之島高の空手道部(原口雅恵顧問)は同校武道館で紅白試合を実施した。3年生3人を含む部員16人が団体と個人の形、組手で競った。会場には多くの保護者が詰め掛け、声援を送った。

 

 四本龍馬男子主将(17)=3年=は「学校や先生、保護者などが動いてくれて、引退の区切りをつける試合ができてうれしい」、宮上愛花女子主将(17)=同=は「全国にはこういう機会を得られない生徒も多い。これまでの成果を発揮する場があるだけありがたい」と話した。