「来季日本一への一歩に」 ベイスターズ、キャンプ入り 奄美大島

2018年11月02日

スポーツ

あいさつをするアレックス・ラミレス監督=1日、奄美空港

あいさつをするアレックス・ラミレス監督=1日、奄美空港

 プロ野球の横浜DeNAベイスターズのアレックス・ラミレス監督と選手、スタッフ約70人が1日、秋季キャンプのため空路奄美大島入りした。奄美市笠利町の奄美空港では横浜DeNAベイスターズ奄美協力会(会長・朝山毅奄美市長)が歓迎セレモニーを行い、「来年は日本シリーズ進出と優勝を」と激励した。

 

 ベイスターズは今季、巨人とクライマックスシリーズ進出を懸けて最後まで競り合った。10月9日の東京ヤクルト戦で勝利したが、同日の阪神―巨人戦で巨人が勝ったため進出を逃し、4位に終わった。

 

 奄美での秋季キャンプは2010年から毎年行われ、9年目。奄美市の名瀬運動公園市民球場を拠点に2~19日の18日間、練習に汗を流す。期間中は野球教室や福祉施設訪問なども予定している。

 

 セレモニーは空港到着ロビー前で行われた。同協力会の東美佐夫副会長は「ようこそ、奄美大島へ、そしておかえりなさい。今年も奄美で秋季キャンプをしていただけることや、練習の合間に子どもたちの野球教室や施設への慰問などで島民は大きな夢と勇気をもらっている。秋季キャンプで技術を磨き、来季のペナントレースにつなげてほしい」と呼び掛けた。

 

 宿泊先のスタッフらがラミレス監督、桑原将志選手に花束を贈呈。ラミレス監督は「今年は若い選手やコーチも加わり、最大目標の優勝に向けてこのキャンプからスタートする。期間中はファンや子どもたちとの交流も深めながら、必ず優勝できるチームを作っていきたい」と話した。

 

 2日午前9時半から同球場で安全祈願祭を行い、キャンプが始まる。