かごしま国体開幕まで400日 奄美空港

2019年08月31日

スポーツ

かごしま国体開幕までの残り日数を示すボードの横で、大会のPR活動をするコクトくん=30日、奄美市笠利町

かごしま国体開幕までの残り日数を示すボードの横で、大会のPR活動をするコクトくん=30日、奄美市笠利町

 鹿児島県で2020年に開催される第75回国民体育大会「燃ゆる感動かごしま国体」の開幕まで400日となった30日、残り日数を示すカウントダウンボードが奄美市笠利町の奄美空港に設置された。1階到着口付近でボードのお披露目式があり、関係者が大会の成功を願い、除幕した。

 

 かごしま国体は20年10月3~13日にあり、県内各地で正式競技37競技、特別競技1競技、公開競技5競技、デモンストレーションスポーツ36競技を行う。奄美では相撲(奄美市住用町)やトライアスロン(天城町)、パワーリフティング(知名町)などが行われる。同年10月24~26日には県で初開催の第20回全国障害者スポーツ大会「かごしま大会」もある。

 

 ボードを設置した同国体・大会実行委員会委員の松本俊一県大島支庁長(代読)は式で「国体、かごしま大会ともに奄美地域の自然や食、伝統文化など多彩な魅力を全国に発信する絶好の機会。準備を着実に進める」とあいさつした。

 

 式後は関係者が両大会グッズのうちわやシールなどを配布してPR活動。奄美市公式マスコット・コクトくんも応援に駆けつけた。

 

 ボードはこの日、大会の周知や機運醸成を目的に奄美と鹿児島、鹿屋の3市の計4カ所に設置された。