スポーツ団体の合宿3年連続千人超 奄美大島

2019年06月19日

スポーツ

日本実業団陸上競技連合の男子マラソン合宿=1月15日、奄美市名瀬西仲勝

日本実業団陸上競技連合の男子マラソン合宿=1月15日、奄美市名瀬西仲勝

 奄美スポーツアイランド協会(会長・福永敏文奄美市教育委員会事務局教育部長)の総会が17日、奄美市名瀬のホテルであり、事業計画や予算を承認した。2018年度のスポーツ合宿実績によると、県外から奄美大島への合宿団体数は82団体(プロ・社会人60団体、学生22団体)。合宿者の実数は1466人で、3年連続で千人以上となった。

 同協会は島内の行政や観光関係団体で構成する。19年度は▽誘致▽受け入れ▽啓発―の各事業などに取り組む。奄美満喫ツアー実行委員会(事務局・あまみ大島観光物産連盟)の助成事業を活用して、学生のスポーツ合宿を誘致することなどを確認した。

 18年度のスポーツ合宿は前年に比べて4団体34人減少。総人数と宿泊日数から算出した延べ宿泊人数は1万2068人だった。

 競技別の割合は、陸上が76%で最も多く、次いで野球10%、ゴルフが2%、ボクシング、サッカー、水泳、ハンドボール、テニスがそれぞれ1%だった。地域別では関東60%、近畿17%、中国・四国10%、中部9%、東北・北海道4%の順となったほか、韓国から2団体が訪れた。