全日本マスター柔術 岡本さん、夏目さん全国V

2019年03月09日

スポーツ

入賞した奄美ブラジリアン柔術クラブの5選手。(前列右から)岡本さん、夏目さん。(後列同)福崎さん、碇山さん、横山さん=7日、旧大島工業高武道場

入賞した奄美ブラジリアン柔術クラブの5選手。(前列右から)岡本さん、夏目さん。(後列同)福崎さん、碇山さん、横山さん=7日、旧大島工業高武道場

 第13回全日本マスター柔術選手権が2月23~24日、東京都の墨田区総合体育館武道場であり、奄美ブラジリアン柔術クラブのママさん選手2人が優勝した。マスター2青帯ライトフェザー級で2連覇した岡本圭世さん(39)=奄美市名瀬=は「試合内容は不本意。次は気持ちよく一本勝ちしたい」と闘志を燃やしている。

 

 大会には全国から延べ約1200人が出場。同クラブからは8選手が出場し、岡本さんと夏目真塩さん(36)=奄美市名瀬=が優勝するなど5人が入賞と活躍した。

 

 夏目さんは女子マスター1青帯ライトフェザー級で前大会覇者を下して初優勝を飾った。夏目さんは「集落の人たちが優勝祝いでプレゼントしてくれた」と『芦花部一番』の文字が入った帯を手に笑顔を見せ、「優勝は仲間、家族、周囲の協力のおかげ。道は長いが次の段位の紫帯を目指したい」と目標を語った。

 

 柔術歴4年目の岡本さんは「練習はきつくて、青あざ程度のけがはしょっちゅうだが、社会人になってから仕事以外で真剣に取り組めることに出合えてうれしい。大人の部活として楽しんでいる」と競技の魅力を語った。

 

 同クラブの入賞者は次の通り。(敬称略)

 【男子】▽マスター4青帯ルースター級 ③横山栄二郎▽同ライトフェザー級 ③福崎輝幸▽同紫帯オープンクラス ③碇山和信

 【女子】▽マスター1青帯ライトフェザー級 ①夏目真塩▽同オープンクラス ②夏目真塩▽マスター2青帯ライトフェザー級 ①岡本圭世